もう一度だけクレジットカード全般の仕組みについておさらいしますね。お店でカー
ド使った場合、クレジットカードを使って買い物をされたお店はカード会社から入金
があるまでの1~3ヶ月間は、商品を売ったのに入金がない事になります。その間
の金利はカード会社が負担するのではなくクレジットカードで買い物されたお店が
1~3ヶ月間の入金待ちという形で負担することになります。
お店は入金待ちという金利をクレジットカードを使われる度に支払う事になります。
その間の金利分としてカードを扱うお店は10%程、商品価格を上乗せしています。
そうしないと売り掛けとして保留されたカード使用分の入金ズレに対する対価を取
る事ができないからです。ですので普段、カードを扱っているお店では現金で買っ
た人もクレジットカードで買った人も同じ10%をお店に取られている事になります。
ここまでが先々回ご説明したクレジットカード全般の仕組みです。ここまでは
すべてのクレジットカード会社に言えることなので、差別化のできないクレ
ジットカード会社の大前提の部分です。
基本的にクレジットカードで買っても現金で買っても金額は同じです。クレジットカ
ードを使う事によりポイント還元も期待できますし、商品価格に乗せられた10%を
商品代金の支払いを先に延ばす間の利息として取り戻している事になります。
クレジットカードを一括払いで使う事は決済までの間、金利0%でお金を借りてい
るのと同じことになります。こちらは借金をしているワケではなく、その間の金利を
商品を買った店に支払わせているという事になります。
つまりクレジットカードを使えば、
お店は価格の割り増ししている10%分の損をする
↓
カード会社は10%の中から5%を利益として懐に入れ、
↓
カード利用客に対して5%をポイントとして還元する。
という仕組みになります。
例えばイオンカードというカードがあります。買い物する日によって自動的に商品価
格から5%割引になるカードです。さらに還元率0.5%のポイントまでついてきます。
お店からすればクレジットカードだからこそ高額の商品が売れたり、お金の持ち合
わせがないお客が買ってくれる可能性も増えます。お店にとっては売り上げ単価
を上げる事、収益機会を多くする事の方がずっと重要です。入金があるまでの時
間的な損、クレジットカード会社に支払う手数料をわかっていてもクレジットカード
を導入せざるを得ないというのが現実があるのです。加盟店は収益機会の増大
による利益、また加盟店にはカケ売り料金の徴収を代行してもらえるというメリット
もあります。カード会社は5%の手数料収入、カードの使い手にはクレジットカード
会社からの5%の還元がある…加盟店も喜び、カード会社も5%を得て、あなたも
5%の得となります!
どのカードも5%もの高還元率を誇るワケではありませんイオンカードのような
カードは特別でそれは一部のカードだけなのです。また消費者調査によれば、カ
ード利用者は初めて作ったカードを使い続ける傾向があるそうです。そこから導き
出される戦略は大量の広告費を使ってテレビCMを打ち、若年層を洗脳するのが
一番効果的と言われています。しかし、そうした大金を広告費に支払っているカ
ード会社は顧客に還元する余裕がなくなります。従って有名なカード程、使い手
にとってはメリットの少ないクレジットカードという事になるのです。
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